トレードビューには、公式ではありませんが、スマホやタブレットで利用できるアプリがあります。
FXのトレード自体も、スマホやタブレットからできるタイプもあるので、ぜひ積極的に利用してみましょう。
ちなみに、トレードビューの口座ごとに使えるアプリは違うので注意しましょう。
今回は、トレードビューのアプリの簡単な管理方法や使い方などご紹介します。
トレードビューアプリは口座別で違う
トレードビューでは、純正のアプリは用意されていないため、サードパーティ製のアプリを利用する方法があります。
トレードビューでは、口座も色々あるため、スマホやタブレットのアプリも口座別に用意されています。
また純正のアプリはないと書きましたが、一部のトレードビューではサードパーティ製のアプリを公式採用している口座もあります。
口座ごとに用意されているスマホやタブレットのアプリは、以下の4種類です。
- cTrader口座→cTrader
- スタンダード口座→MT4
- MT5口座→MT5
- ILC口座→MT4
- バイキング口座→アプリはない
トレードビューで使えるアプリは「MT4」「cTrader」のいずれかしかありません。
Currenexのプラットフォームを使用するバイキング口座には対応アプリがなく、MT4とMT5についても、バージョンが違うだけで同じアプリです。
そのため、実際にトレードビューで使えるアプリの種類は2種類となります。
もしバイキング口座で、トレードビューを使いたいなら、PCからするしか方法はなく、アプリが使えない点には注意しましょう。
MT5とMT4は同じアプリと言うことで、以下にMT4とcTraderのメリットやデメリット、使い方などをご紹介します。
トレードビューアプリ「MT4」のメリットとデメリット
トレードビューで使えるアプリのうち、MT4とMT5は同じ種類のアプリですので、同時にご紹介します。
MT4アプリのメリットは?
- 日本人の利用者が多いので、質問しやすい
- デザインがシンプルで、初心者にも使いやすい
- 海外FXでも対応している所が多い
- トレードビューのデモ口座が試せる
- 時間の切り替えがスムーズ
MT4のアプリは、FX取引ツールの中でも普及率が高く、海外FXの対応件数も多いのが特徴です。
また日本人の利用者が多いので、何かわからないことがあってもすぐに聞ける便利さもあります。
もしトレードビューに限らず、海外FXに慣れていないなら、まずMT4&MT5アプリを使って操作に慣れておくのも一つの方法です。
アプリを手に入れたいなら、トレードビューのダウンロードページを利用しましょう。
MT4アプリのデメリットは?
- ワンタップで注文不可
- 板情報や経済指標などの閲覧や確認は無理
- EA自動売買が使えない(PCのみの機能)
- 約定や操作スピードが少し遅い
- 損切りや利食いの設定が自動ではできない
cTraderアプリと比較すると、MT4アプリは、やや約定スピードや操作スピードが遅めです。
そのため、迅速な動作が必要になるスキャルピングトレードには向いていません。
cTraderアプリが追加注文や決済など、チャートを見ながらできるのに対し、MT4アプリはどちらも出来ないのはデメリットです。
また、ワンタップで注文することや自動損切りの設定や経済指標を見るなども不可能なので、本格的にトレードビューを使いたいなら、おすすめのアプリはcTraderの方です。
MT4アプリの使い方
公式アプリからはダウンロードできないMT4のアプリをダウンロードするなら、Apple StoreかGoogle Play Storeで検索して、ダウンロードすることでMT4アプリも使えるようになります。
トレードビューアプリで検索すると、トレーディングビューアプリと言うのがヒットすることがありますが、全くの別物なので、間違えてダウンロードしないように注意です。
- ダウンロードやインストールは他のアプリと同じです。
インストールしないと当然使えないので、インストールをして準備しましょう。 - 次に口座の設定をします。
設定→新規口座→既存のアカウントにログインの順で設定します。
サーバーを選ぶ画面では、トレードビュー(tradeview)を選びましょう。 - ログイン情報を入力したら、準備は完了です。
- ストリーミング注文などがありますが、同じ部分をタップすれば、別の注文方式も選ぶことができます。
注文画面では通貨のタイプも選べるので、通貨ペアをタップするだけでOKです。 - トレードビュー以外のブローカーも併用可能です。
複数のブローカーの口座をアプリで同時登録が可能なので、必要に応じて増やすなどしてください。
トレードビューアプリ「cTrader」のメリットとデメリット
トレードビューで使えるアプリのうち、cTraderのメリットやデメリット、使い方をご紹介します。
cTraderアプリのメリットは?
- チャートを見ながら、決済や追加注文が可能
- 自動で損切りや利食いの設定が可能
- チャート内でも日本時間を表示できる
- ワンタップ注文も可能
- 板情報や経済指標の確認ができる
cTraderは、スキャルピングトレードにも向いており、ワンタップ注文が出来る点も大きなメリットです。
また自動で損切りや利食いの設定も可能なので、損きりを忘れてしまって損失を出す心配も少なくなります。
トレードの裁量を上げたいなら、ぜひcTraderアプリを使ってみてください。
cTraderアプリのデメリットは?
- 日本語に未対応な部分があり、ネットでも情報を検索しづらい
- ワンタップ注文が可能でも、使うには慣れが必要
- 海外FXで対応していない箇所が多い
cTraderは、MT4に比べると新しく出来たサービスなため、日本語にも完全には対応していません。
もちろんトレードビューには対応していますが、他に対応しているのは大きな所だと「AXIORY」くらいです。
他にも、cTraderアプリは、日本人があまり使っていないことから、ネットでも情報が検索しづらいというデメリットもあります。
そのため、cTraderアプリは初心者向けではなく、上級者向けのアプリと言えます。
cTraderアプリの使い方
cTraderアプリはブローカーごとに使い方が異なるため、トレードビューで使うなら「Tradeveiw Markets cTrader」を使うようにしましょう。
- 普通のアプリと同じようにダウンロードしてから、インストールします。
- アプリ起動時は日本語に対応していないため、設定を変更して日本語モードに切り替えます。
設定→Langageから日本語にしたら、一旦アプリを再起動します。 - 日本語になったら、売りと買いがあるので、タップすることで注文画面へと移動します。
チャート表示を確認したい時には、横にあるグラフのアイコンをタップすればOKです。 - 注文方法も直感的な操作が可能なので、MT4やMT5と違い、PC操作に近いので、トレード自体も行いやすいでしょう。
スマホアプリでできるのはトレードのみ
スマホアプリは非常に便利なのですが、あくまでトレードしか行うことができません。
例えば、アカウントを追加したい場合や口座への入出金などは基本的にはできないので気をつけましょう。
ただ、トレードビューの口座管理自体はスマホでも可能です。
トレードビューの公式サイトには、スマホサイトも存在するので、スマホでもPCと同じく会員ページに移動すれば、口座からの入出金が可能となります。
とは言え、口座のお金を移すのであれば、無線の公式LANなどを使うとセキュリティ面での心配もあるため、出来れば、スマホアプリではトレードのみを行い、口座の入出金管理はPCで行うようにしましょう。
アプリで実際にトレードしてみよう!
トレードビューでアプリからトレードするには、当然口座などが必要になります。
以下に、実際にFXでトレードする際の手順をご紹介します。
- 口座開設ページから、トレードビュー用の口座を作ります。
口座を作る時には「本人確認書類」と「住所確認書類」が必要になります。 - 口座開設後のメールが届いたら、アカウントとパスワードを確認します。
すぐに使えるように、また忘れないためにも、どこかにメモしておきましょう。 - 対応アプリをダウンロードします。
MT4かcTraderの2種類しかトレードビューに対応してないので、上記のメリットやデメリットを踏まえた上で、どちらかを選んでください。 - アカウントとパスワードを入力してログインします。
ログインが無事終われば、すぐにでもトレードが可能です。
もしトレードをすぐ始めたいなら、口座にも入金しておくのがおすすめです。
トレードビューでアプリを使って簡単操作しよう!
トレードビューでは、純正のアプリがありませんが、ちゃんとスマホやタブレットのアプリがあるので、家にいなくてもトレードは可能です。
その中でもMT4アプリなどは、他の海外FXでも使用可能な高機能アプリとして知られています。
cTraderは日本語にも一応対応しており、直感的操作が売りのアプリです。
どちらを選ぶかは個人の好みにもよりますが、もしトレードビュー初心者なら、MT4を使った方が安心できるでしょう。
スマホアプリでのメリットやデメリットを踏まえて、どちらの種類を選ぶかしっかりと吟味してください。