トレードビューでデモ口座を開設するのはとても簡単にできます。
また、トレードの仕組みがわからない初心者でも、実際に取引の練習を積めるのは大きなメリットです。
厳密にはリアルトレードとは違いますが、得をしない代わりに損もないデモ口座で練習をすれば、初心者でも利用しやすくなります。
今回は、トレードビューでデモ口座を開設する方法や実際の取引方法などご紹介します。
そもそもデモ口座ってなに?
トレードビューでは、デモ口座(無料)が使えますが、そもそもデモ口座とは「FX会社が無料で一般に提供する、仮想通貨を使って取引の体験が可能な口座」を指します。
実際のトレードと同じく通貨を利用して、よりリアルにトレードを体験できます。
ただ、実際のトレードとは違い、仮想通貨を利用するのが最大の違いです。
仮想通貨を利用するため、取引で買ったとしても収益はゼロですが、逆に言えばどんなに負けても損をすることはありません。
そのため、FX初心者にはおすすめで、デモ口座を使って、練習をすることで、トレードの練習もまたできるようになります。
トレードビューのデモ口座は4種類
デモ口座は無料で使えると書きましたが、実際にトレードビューでは、どんなデモ口座があるのか見ていきましょう。
口座名 | レバレッジ |
MT4 ILC | 400倍 |
MT5 | 400倍 |
Currenex | 400倍 |
cTrader | 400倍 |
どのデモ口座もレバレッジは400倍ですが、MT4スタンダード口座は使えないことに注意が必要です。
また、ILC口座はリアル口座の場合レバレッジは200倍ですが、デモ口座の場合400倍となっています。
4種類のデモ口座はどれも無料で使えて、利益が出ない代わりに損もないので、ぜひリアル口座を作る前の練習にしてください。
デモ口座には有効期限がある?
トレードビューでデモ口座を作る時に気をつけたいのが、デモ口座には有効期限があることです。
具体的には90日でデモ口座は消えてしまうので、もし再度デモ口座を作りたい時には新しく作り直すしかありません。
ただ、デモ口座を利用していたとしても、他にトレードビューのリアル口座を所持している人は、サポートに連絡すれば、デモ口座を使い続けることが可能です。
実際にリアル口座があるのに、デモ口座を使い続ける人は少ないかもしれませんが、どうしてもデモ口座を続けて使いたい場合は、サポートに連絡してみましょう。
ちなみに、リアル口座がある人がデモ口座も同時に使う場合、連絡次第ではデモ口座を無期限で使い続けることも可能です。
トレードビューのデモ口座開設は簡単?
トレードビューのデモ口座は、簡単に開設が可能なので、以下に流れをご紹介します。
- トレードビューの公式サイトにアクセスします。
- アクセスしたら、トップページの「無料デモ口座」をクリックしましょう。
- 入力フォーム画面に移動するので、しっかりと入力を済ませます。
●氏名(半角ローマ字で書く必要があります)
●メールアドレス(半角英数で入力します)
●レバレッジ(1,10、50、100、200、400から選択します)
●通貨(USD、JPY、EUR、MXN、ZARから選択します) - Eメール受け取りに同意しますにチェックを入れ、送信ボタンをクリックします。
登録したメールアドレスに口座開設完了のメールが届くので、アカウント番号とパスワードは無くさないようにし、必要があればメモも取っておきましょう。
パスワードはMT4にログインする時に使われます。
4つの手順で簡単にデモ口座が作れるので、「FX初心者だけど、練習がしてみたい」と言う人はぜひデモ口座を作ってみましょう。
ちなみに、レバレッジでは400倍がおすすめです。
なぜなら、レバレッジがある程度高い方が、必要証拠金がなく、少ない資金でも利益が上がる取引を練習できるからです。
通貨の項目では、5種類がありますが、日本円を扱いたいならJPYを選択しましょう。
こちらも身近な通貨の方が練習に向いているという理由からです。
デモ口座開設で気をつけたいこと
デモ口座の開設で気をつけたいことも、以下にご紹介します。
- 取引ツールはMT4かMT5(デスクトップ版)しか使えない
デモ口座で取引ができるツールは、MT4かデスクトップ版のMT5しか使うことができません。
もし、cTraderやCURRENEXを使いたいなら、リアル口座を開設しましょう。
またMT5の場合、ブラウザ版やアプリ版は使えないことにも注意です。
もしMT5やcTrader、CURRENEXなどのデモ口座を使いたいなら、トレードビューではなく「XM」「LAND-FX」「AXIORY」などで口座を開設します。
- 口座の残高が100万円に固定される
デモ口座の残高は、一律100万円で固定されるため、多くも少なくもできません。
もし残高の調整を自分でしたい場合は、トレードビューではなく、AXIORYでデモ口座を開設しましょう。
ちなみに、AXIORYでは、MT4やcTraderのデモ口座も使えます。
デモ口座が出来たら実際に取引してみよう
トレードビューでデモ口座を作ったら、まずはMT4にアクセスします。
MT5も一応ツールとして使えますが、デスクトップ版しかないため、以降の説明はMT4用です。
①MT4をダウンロード後インストール
MT4 ダウンロードの際には、取引プラットフォームからDLする必要があります。
対応デバイスには「Windows(PC)」「App Store(iPhoneなど)」「Google Play(スマホやタブレット)」があります。
トレードビューでは、MT4がMacには対応していないため、マックユーザーの方はトレードビュー以外のFXを使いましょう。
Macユーザーがデモ口座を使うためには、XMやAXIORYを利用するしかありません。
また、トレードビューのMT4はネットブラウザにも対応していない点には注意が必要です。
こちらもブラウザ版のデモ口座を使いたいなら、XMやAXIORYを利用する方法があります。
スマホのMT4にするかPCのMT4にするか迷った時は、初心者はまずスマホを試してみましょう。
ちなみに、PCデスクトップ版のMT4は操作がわかりづらいこともあり、EAが必要な取引の時だけ使うのがおすすめです。
リアル口座では、PCの方が便利なこともありますが、デモ口座でMT4ツールを使いたい場合は、スマホ版の方が使いやすいでしょう。
②MT4にログイン
MT4を利用するためには、最低でも1度のアクセスが必要です。
デモ口座の時に作ったアカウントとパスワードを入力して、MT4にログインしましょう。
もしうっかりパスワード情報など削除、もしくは紛失してしまった時には、慌てずにもう一度デモ口座を作り直してください。
③トレードを開始
MT4にログインができたら、いよいよ実際にトレードを始めます。
利益が出ることはありませんが、逆に損をすることもないので、気軽にトレードの練習をしましょう。
もしトレードの方法がわからない場合は、以下のポイントを押さえてやってみましょう。
- ディトレードの時は、損切り20 pipsで、利食いは40 pipsまで
- ポジション保有時には経済指標も確認してみる
- 0.1ロットから取引を始める
- スイングトレードの時は、損切り40 pipsで、利食いは80 pipsまで
- トレンド相場での押し目買い・戻り売りが基本
トレードを実際に練習してみるのは、本などで勉強するよりもより実践力がつきます。
習うより慣れろと言いますが、デモ口座なら手軽に練習できるので、ぜひ実践に慣れてください。
トレードビューでデモ口座を作るなら気をつけたいこと
トレードビューでデモ口座を作りたいなら、以下の4点に注意しましょう。
- デモ口座では会員ページにログインできない
- リアルとデモのトレード内容は別物と理解する
- デモを使う場合も実際のトレードと同じ金額で設定する
- 経済指標もしっかりとチェック
トレードビューのデモ口座は初心者向け
デモ口座はトレードの練習に最適ですが、その代わりトレードビューでは使える口座やツールが少ないと言うデメリットがあります。
また口座金額が100万円に設定されているため、自由に始められないのも難点です。
ただ、デモ口座自体はたった4つの手順で作れること、得をしない代わりに損もないというのは大きなメリットです。
まずは練習用にデモ口座を作ってみて、慣れたらリアル口座を作るのが初心者におすすめの利用方法になります。
トレードを始めてみたいけど、最初は何をしたら良いかわからないと言う場合は、ぜひデモ口座を作って実地練習をしてみましょう。