海外FX業者の中でも人気が高まってきているのがトレードビューです。しかし、海外の業者ということもあり、トラブルについて心配している方も多いのではありませんか?ネット上には、海外FX業者による出金できない系のトラブルについて話題にのぼることも少なくありません。せっかく利用するなら、信頼できる業者を選びたいものです。
今回は、トレードビューと出金できない系のトラブルについて詳しく解説します。安心して利用できるか知りたい方は必見です。
海外FX会社は出金拒否をすることが多いってホント?
海外FX業者の中に、危険な業者が紛れ込んでいるのは事実です。実際に出金拒否にあった方もおり、ネット上で注意喚起されているケースも珍しいわけではありません。
しかしすべての海外FX業者に問題があるわけではありません。そもそも欧米は金融法が日本よりも優れているとされ、厳しい基準のもとで運営されているからです。
一方で、問題があったとしても海外の管轄となるので、日本の警察や金融庁に訴え出ても効果はありません。仮に訴えるとしたら、その業者の在籍している国の弁護士を雇い、その国の裁判所に提訴するしかないとされています。言葉の壁もあるため、問題が発生すると手に負えなくなる可能性が高いです。
では、どうすれば優良な海外FX業者を見抜けるのでしょうか?
悪徳海外FX業者の見抜き方
- 金融ライセンスをチェック
- FPAをチェック
海外FX業者を利用するときは、必ず上記の2つを確認する癖をつけてください。
特に最低限必要になってくるのが、金融ライセンスです。金融ライセンスは審査された上で運営されていることを示しています。なければ、当然審査を受けていないことになるので、どのような対応をされてしまうかわかりません。
では、トレードビューは金融ライセンスを取得しているのでしょうか?
ケイマン諸島の(ケイマン諸島金融庁)CIMAライセンスを取得しています。ケイマン諸島と聞いて少し不安に感じた方もいるかも知れませんが、マネーロンダリングの防止機関であるFATFのランキングで5位に入っています。上位にはシンガポールやアメリカがいるわけですが、10位の日本よりも上であるためランキングのみで判断すれば国内のFX業者よりも安全性は高いといえます。
次にFPAをですがForexPeaceArmyのことであり、海外の口コミサイトです。すべての意見が参考になるわけではありませんが、そのサイトによって特定のFX業者が詐欺認定されたこともあり、被害防止にも役立っています。
FPAにおけるトレードビューの評価は以下のとおりです。
2020年5月現在で5満点中3.782であり、レビューの数は21です。
現時点で、悪特企業との認定は受けていません。評価も高いので、優良な海外FX業者が業者の一つと捉えてもらって問題ないでしょう。
トレードビューに出金できないトラブルはあるの?
トレードビューの出金拒否に関する情報を調査してみましたが、いまのところは発見できていません。創業以来、一度も出金拒否をしていない可能性が高く、信頼できる海外FX業者と言えます。
大手SNSでも検索してみましたが、1つも出金拒否に関する情報はありませんでした。いくつか話題はありますが、「出金拒否があるんなら〇〇〇〇万も入金してないし」といった声もあるほどでした。
そこで、今回はトレードビューで出金拒否がない理由に迫ります。またトレードビューの出金ルールについても明らかにします。
NDD方式を採用しているので心配なし!
FX業者に業者が採用する取引方法は、NDD方式とDD方式があります。問題になるのはDD方式であり、NDD方式を採用している業者であれば基本的に出金拒否されることはありません。当然、トレードビューが採用しているのはNDD方式です。
NDD方式とは、ノン・ディーリングデスク(None Dealing Desk)の略で、インターバンク市場の金融機関と直接取引をすることをいい、FX会社のディーラーを介さない方式を指します。
引用:FX PLUS
NDD方式は、FX業者の意思が介入しません。ユーザーが出金しようとしたときに、ストップする権限がないため、自由にお金の出し入れができるわけです。透明性の高い取引をしたいのであればNDD方式を採用した業者がおすすめですが、残念ながら数は多くありません。
DD方式も確認しましょう。
DD方式とは、ディーリングデスク(Dealing Desk)の略で、相対取引、つまり投資家とFXブローカーが1対1で取引を行う方式をいいます。
引用:FX PLUS
そもそもユーザー(投資家)とFXブローカー(FX業者)は利益が反比例する関係にあります。ユーザーに利益が出るとFX業者業者は損失が出て、FX業者業者に利益が出るとユーザーに損失が出ます。そのような関係性にあるため、DD方式を採用されてしまうと業者側は自分たちを守るために出金拒否する可能性が出てくるのです。DD方式を採用している業者を利用して、大きな利益をあげると彼らは何かと理由をつけてなかなか応じようとしないかもしれません。最終的には倒産して逃げ切ろうとされてしまう恐れもあるわけです。
トレードビューでなぜ出金拒否が発生しないのか、わかってもらえたのではありませんか?出金拒否できない取引方式を採用しています。つまりトレードビューは安心して利用できるFX業者業者なのです。
一方で出金拒否ではありませんが、ルール上トレードビューでも出金できないケースは存在しています。クレジットカードの入金や特定の銀行口座への出金についてのルールは、事前に把握しておきましょう。
クレジットカード入金には注意しよう
トレードビューに対し、クレジットカードからの入金を計画している方も多いのではありませんか?国内FX業者業者であれば、銀行送金が主流ですが海外FX業者にでは銀行だけではなくクレジットカードによる出入金も認められているため、実際に利用している方も少なくありません。しかしクレジットカードから入金した場合は、出金額が限定されてしまうので要注意です。
クレジットカードで入金した場合は、クレジットカードの仕組み上、入金額を超える出金はできません。10,000円を入金した場合は10,000円までは出金可能であり、手続き上入金がキャンセルされたものとして処理されます。つまり10,000円の入金がなかったことになるわけで、クレジットカード会社からの請求はなくなります。
トレードビューはまっとうなFX業者に業者であり、マネーロンダリング(資金洗浄)目的として利用されることを防ぐことに力を入れています。仮に入金方法と出金方法が異なってしまうと、マネーロンダリングとして使われてしまう恐れがあるため入金と出金方法と同じにしているのです。
では、クレジットカード入金で利益が出た場合はどうすればよいのでしょうか?たとえばクレジットカードで20万円を入金し50万円まで増えたとします。この場合は、20万円まではクレジットカードに入金(返金)し、残りの30万円は海外銀行への送金か他の入金方法を採用している場合はそちらに対して出金可能です。
クレジットカード入金で利益が出たとしても、利益は受け取れるので安心してください。
出金先銀行口座に注意しよう
FX口座の開設時には、出金先銀行口座を登録します。事前に登録した銀行に対してであれば出金対応をしてくれますが、登録した口座と異なる口座へ入金を依頼すると拒否されることがあります。こちらもマネーロンダリング対策の一環であり、出金拒否ではありません。出金先口座を正確に登録しておけば何も問題はありません。
一方でトレードビューから受け取りができない国内大手銀行があることも事実です。そもそも海外送金に対応していない銀行もあるため、事前に確認しましょう。
2020年現在では、以下の銀行が海外送金に対応していません。
- じぶん銀行
- セブン銀行
- ジャパンネット銀行
- GMOあおぞらネット銀行
- 福岡中央銀行
- 佐賀共栄銀行
- 新生銀行
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行(ネット支店)
トレードビューから海外銀行送金で出勤するためには、受取銀行のSWIFTコードが必須です。金融機関識別コードのことであり、多くの銀行は所有していますが上記銀行は持っていないので出金できないのです。
各銀行のSWIFTコードについては、各銀行に問い合わせを行うか公式ページなどを確認してください。
まとめ
トレードビューに出金できないトラブルは発見できませんでした。様々な情報を集めてみましたが、これまでに1度もなかったと考えられます。
トレードビューで出金系のトラブルがない理由として、NDD方式の採用があります。トレードビュー側の裁量が働きにくいためスムーズな出金が実現できています。
一方で、出金ルールがあることも事実です。クレジットカード入金や出金先銀行に注意しないと、出金拒否されたように感じることもあります。事前に確認しておけば避けられることなので、大きな心配はありません。
トレードビューは、出金拒否なしの安心して利用できる海外FX業者です。
高レバレッジの自由度の高いFX取引をしたい、と考えている方は検討してみてはいかがでしょうか?