TARDEVIEWをご存知でしょうか。TARDEVIEWとは近年注目を増しているFXのブローカーです。老舗でありながら、日本ではあまり注目されてきませんでした。この記事ではTARDEVIEWの評判が良い理由にスポットをあてて、ご紹介していきます。
TARDEVIEWとは
TARDEVIEWとは2004年に設立されたFX専門のブローカーです。本社はアメリカにあり、運営歴は15年と老舗のブローカーで、これまで英語圏を中心に運営していました。近年日本市場を視野に入れ、進出してきています。
海外最大級のFX掲示板「FPA(Forex Peace Army)」では、TARDEVIEWは星4と高い評価を受けています。海外では、約定力やスプレッド、入出金などブローカーにとって要の部分で好意的な評価を受けており、総合力の高さが伺えます。
TARDEVIEWは、イギリス領ケイマン諸島金融庁(CIMA)、ラブアン島(IBFC)で金融ライセンスを取得をしています。CIMAはマネーロンダリング防止の機関ランキングで5位にランクインしており、非常に信頼できるライセンスを取得していることになります。さらにCIMAは日本人の口座も規制対象となっているため、安心してトレードすることが可能です。
2016年より日本語サービスが開始されたため、日本人の中ではそれほど知名度は高くありません。ところどころに日本語対応されていない部分もありますが、スプレッドも低く豊富なプラットフォームがあることからも、中級者以上の方ならスペックの高いブローカーであるといえます。
TARDEVIEWの評判が良い10の理由
理由➀ILC口座の取引コストが狭い
TARDEVIEWはスタンダード口座(STP)、ILC口座の2種類から口座を選択できます。
スタンダード口座の方が最大レバレッジや取引手数料無料などの点で優れているように感じるかもしれませんが、実はILC口座の方がおすすめです。
TARDEVIEWのILC口座平均スプレッドは多くの海外FX業者の中でもトップクラスの狭さで、なんと全通貨の平均スプレッドは0.2pipsです。スプレッドが狭いだけでなく、ILC口座は取引手数料は往復で5ドル(10万通貨)=pips換算すると0.5pipsと他の海外FXも圧倒的に安く、取引コストを抑えてトレードできます。
他にも専業トレーダーや大口投資家向けにcTrader口座やViking口座も用意されています。
理由②約定が安定している
FXではロットを増やすと約定が安定せずに希望価格で売買できないことが多々ありますが、TARDEVIEWでは「LP」という価格の流動性提供元が多く、このLPが多いほど約定力は安定します。
他のFX業者がLP10~30なのに対し、TARDEVIEWではLPが50もあるため、約定が非常に安定しておりトレーダーの中でも評判が良いです。
取引用メインサーバーのスペックも非常に優秀で、ロンドンの【LD4】を使用しています。LD4とはエクイニクスという世界中の金融機関が利用しているデータセンターのことです。このデータセンターにTradeview専用のサーバーを設置し、高速回線を提供していることも安定した約定力につながっています。
理由③スワップポイントも高い
TARDEVIEWのスワップポイントは高めの設定になっており、中長期トレードやスイングトレーダーにもメリットがあります。もちろんトータルコストの安さから、スキャルピングトレーダーやデイトレーダーからの評価も高いです。
理由➃107種類もの豊富な取引銘柄
TARDEVIEWのFX通貨ペアは36種類、株式37種類、ETF27種類、株式インデックス7種類、資源・貴金属5種類の全107種類から取引銘柄を選択できます。ETFを取り扱うFX業者は少ないため、ETFのトレードをしたい方にとってもおすすめです。
ただしFX通貨ペアと株式・ETFなどのCFD商品は同じ口座で取引できません。TARDEVIEWStocksという別のアカウントを開設する必要があるため、注意が必要です。
理由⑤口座開設がすぐにできる
TARDEVIEWは必要書類があれば、5分~10分程度で口座開設できます。必要書類は写真付きの身分証明書(運転免許証、写真付きのパスポート、戸籍証明)1点と居住証明書(健康保険証、公共料金の請求書または領収書、住民票など)の1点を提出する必要があります。
口座開設までの大まかな流れは以下の通りです。
- TARDEVIEWのホームページにある新規口座開設を選択
- 個人口座を選択
- 取引プラットフォームとそれぞれ規模の通貨を選択
- 登録情報を入力
- 必要書類をアップロード
- 署名記入欄にアルファベットで名前を記入
ただし、口座開設の申告後に口座申請の審査があります。この審査が約1日程かかるため、注意が必要です。
理由➅透明性が高い
TARDEVIEWではノーディーリングデスク(NDD)方式を採用しており、ブローカーとトレーダーの間にディーラーがないため、透明性が高く信用できます。
NDD方式の場合、トレーダーから徴収する取引手数料がブローカーの儲けとなります。トレーダーが儲ければ儲けるほど、ブローカーの元にも取引手数料が渡る仕組みとなっているため、トレーダーにとって不利な約定、ストップ狩り、スリッページ、レートずらしなどの悪質な不正行為もなく、安心して取引可能です。
理由⑦取引制限がない
TARDEVIEWでは取引制限がなく、スキャルピングなどのトレードも認められています。他のFX業者では過度なスキャルピングは禁止とされているところも多いため、TARDEVIEWでの取引は取引コストを最大限に活かしてトレードできます。
理由⑧日本語対応のサポートが24時間されている
TARDEVIEWはメールやライブチャット、コールセンターで平日24時間サポートを受けることができます。特にライブチャットは待ち時間がなくスムーズに問い合わせできます。
日本語対応可能なスタッフも在籍しているため、やり取りもスムーズです。
理由⑨板情報が見れ、トレードしやすい
TARDEVIEWはMT4はもちろん、cTrader、Currenexというプラットフォームでトレードできます。特にcTraderでは、板情報の閲覧が可能となり、板情報を見ながらトレードできるため、戦略も立てやすく、勝率が高くなります。さらにスキャルピングに特化しているため、感覚的に使いやすく、ワンクリックで即座に発注できます。
理由⑩ゼロカット搭載
TARDEVIEWはマージンコールがなく、ロスカットは証拠金維持率100%で発動するようになっています。ロスカットのルールはFX業者によって違いますが、TARDEVIEWにおいてロスカットを防ぐためには十分な余力資金が必要となります。
ただし、ゼロカットシステムが搭載されているため、追証がなく安全にトレードできます。全ての口座に適用されているため、悪意のあるトレードを除く取引においてロスカットが発生した場合においてもゼロカットにより、入金額以上の損失は発生しないようになっています。
TARDEVIEWとは
TARDEVIEWは中・上級者向けのFX業者のため、慣れていない初心者からすると取っつきにくいように感じるかもしれません。しかし記事でご紹介したように、たくさんのメリットがあり、使いこなせるようになると非常にトレードしやすくなります。
他にも、ボーナスなどを多く付与している証券会社は多くありますが、そういった会社は出金時にトラブルがあったり、いきなり口座が凍結されたりするなどのケースも多くなっています。しかしTARDEVIEWは過去にこういった事例が発生したことがなく、安心して取引できます。
この記事を参考に、TARDEVIEWを利用するか検討してみてはいかがでしょうか。